思いもしなかったものが生まれるところ

思いもしなかったものが生まれるところ

6月13日『be』ワークショップ開催します。   『思った通りにしようという意図から、 思いがけずはみ出してしまい、 そして思いもしなかったものが生まれる』 表現や創造性というのは、そのような質があります。 普段、ルーティンやパターン化されたことに慣れていると、 思いがけないことは苦手でしょう。 大体わかっていること、なんとなく想像がつくこと、予定や予想、 スマホがなんでも教えてくれるから、わたしたちは知らないことはありません。 気になることがあれば、すぐに答えがわかる。 とても便利、だけども、不安。 なんでなんだろう。...
『be』ワークショップ 6月13日開催

『be』ワークショップ 6月13日開催

『be』ワークショップの開催のお知らせです。 このワークショップは、表現を通じて『be』を分かち合う場です。 表現する、と聞くとどんな感じがしますか? あなたにとって、表現とはどういうものですか? この日は、描いたり創ったりがメインというのではなく、 それぞれがもつ表現というものについて気づいていく機会があればと思っています。 会話で、 表情で、 動作で、 今身に着けている物で、 なにかを創りだすことで、 毎日、毎瞬、わたしたちは表現をしています。 「生きていること」が表現そのもの。...
春になるとやってくる

春になるとやってくる

春になると、いつも思い出す匂いがある。 思い出そうとするまでもなく、ふと、ある瞬間、その匂いがやってくる。 今朝、その匂いはやってきた。 植物や今近くにある物理的なものから漂ってくるわけではなくて、 どこからともなくその匂いがやってくる。   その匂いに包まれる。 それはハートに響く。 そして身体の内側のいろんな部分にいろいろな感覚を呼び起こす。 その匂いに紐づいた出来事や、その時一緒にいた人のこと、感じた感情、日差し、街並み、さまざまなことがその匂いと共にあらわれてくる。 しあわせな記憶のひとつ。  ...
ちょっとだけやわらかい世界

ちょっとだけやわらかい世界

今の自分を表すとしたら。 すぐに言葉が見つかる時。 そしてどうにも言葉にならないという時。 そもそも、自分と言っても、どの自分を、どこを表現するのか。なにが表現されたがってるのか。 無理に言葉にしないこと。 それでも表現してみようという試み。 その試みから思ってもしなかったものが生まれること。   わからないものを前にした時、わかろう、理解しよう、つかもうとする。 見ようとして、聞こうとして、感じようとする。 その前のめりの自分。 ただやってくるものを、 目で受け取って、音として感じて、触れられるのをゆるす。...
「わたし」とそれ以外のもの。

「わたし」とそれ以外のもの。

時々、銭湯へ行く。 住んでいる場所の近くにはないので、少し離れたところへ行く。   え、わざわざそんなことするの? わざわざそんなところまで? など、そうゆう言い方をする人に時々会う。 わたしは反応する。 なんか気持ちよくない、聞くたびにそう感じる。 わざわざかどうかは、自分で決めるから。   話がもどり、 スーパー銭湯でなく、昔ながらの銭湯。 でっかい湯船とサウナと水風呂。もう最高。   わたしがよく行く銭湯のサウナの中で会う人はだいたい見知った顔。 わたしは誰かと喋ることはほぼなく、挨拶だけ。...