暦では春分の時期に入り、ようやく1年のはじまりに立ったとよろこびを感じている人もいるでしょうか。

ー写真はルッコラの花。クラシックな感じがすごく好み。

 

2024年がはじまってから、コンフォートゾーンから出る、という言葉がわたしの中によく出てきます。
ふとした時に、ああ今自分はその中にどっぷりといるんだなーと思う場面がいくつもある。
容姿も考え方も感じ方も捉え方も接し方も、すべてほとんど自分のコンフォートゾーン内でおさまっている、
そんなふうに感じることが、今年に入ってからいくつも出くわす。

もし人間が必ず無意識にそれぞれのコンフォートゾーンにいるという習性があるんだとしたら、
今のわたしのこの感じは、前とは既に変化したということかもしれないけれど、
コンフォートゾーンについて、詳しく知っているわけではないし、それについてここで正確な情報を伝えたいわけでもなく。

 

ただ、わたしが今いつづけているコンフォートゾーンは、もう安全でも快適でもない空間なんだろうと、そんな気がしている。

わたしのある部分が作り出した無意識の柵。
それがコンフォートゾーンだとしたら、その柵の中が安全なのか、実は柵の外が安全なのか、それはわからない。
もし、その柵が牢屋みたいに感じるのなら、それは本当の意味で安全ではないなと思うんです。息苦しさは安全であるわけがない。

その柵が突然パタンと倒れて、自分をここへ留めるものがなくなってしまった。
どこへだって行ける。どこでもいいなら、どっちへ行きたい?
コンフォートゾーンを居心地わるく感じるというのは、そんなことが起こっていることかもしれない。
その開放感と、風通しのよさが慣れなくてちょっと怖いような。

 

安全ということ、心地よいということ、
それは人それぞれで、そしてたぶんどんどん変化していくもの。

変化の先に、安全も心地よさもどうでもいい、どんなでも大丈夫な場があるかもしれない。
そして不安になった時には、安心してこもることのできる温い場所も必要だと思う。

 

どの季節も、その季節のよさがあります。
春は、はじまり、新鮮さ、柔らかさ、というような感覚があって、
みんなが黒いコートを脱ぎ、植物と生き物がさまざまな色をしてどんどんと現れだして世界がカラフルになり、
聴きたくなる音楽も変化したりして、鼻水とくしゃみと肌荒れを通して、寒い時期に溜め込んでいたものをはき出す、
ダイナミックで繊細なこの時、とても気持ちいいです。
季節の変化って恵みがたくさん。この春を楽しみたいです。

そして今日は満月。

 

変化の時期、あなた自身の中心を忘れないため、身体や感覚につながるのはとてもおすすめです。

ボディワークセッション
https://studiounus.com/session/#at-body
インナーワークセッション
https://studiounus.com/session/#at-innerwork

予約・問い合わせ
https://studiounus.com/contact/