一昨日8月14日に雪道という韓国映画を観た。
映画の余韻が、2人の15歳の少女が心の中に残っている。
大きな衝撃を受けた。
韓国の田舎町に住む二人の少女が、
1944年のある日突然、日本軍に拉致され、『慰安婦』として中国に送られた。
従軍慰安婦という言葉を知らない人もいるよね。
説明します。
第2次世界大戦で、日本は、アジアの国々に侵略した。
侵略した先々で、軍人の性欲を満たすためにセックスを提供する施設を作った。
そこで慰安婦という名前で(多くは)現地女性がセックスを提供した。
この映画のパンフレットを通してその数の多さにびっくりした。
リンクを下に載せます。
1991年8月14日に金学順(キム・ハクスン)という67歳の韓国人女性が初めて日本軍の『慰安婦』にされたことを世界に向けて告白した。
一昨日はそのメモリアルデイ、世界各地でイヴェントが行われる。
たまたまで出かけた鎌倉での映画上映会で、そんな歴史を知った。
一人の女性が、圧倒的な暴力の下で受けた理不尽を告白するのに、50年近くの年月が必要だったことの重さに愕然とする。
そして彼女の勇気が、続いて告白する人を支え、世界の性虐待を告発する運動につながる・・・
映画の話に戻る。
15歳の少女たち、チョブンとヨンエは、ある日、突然、日本軍の『慰安婦』にさせられる。
その中で、耐え、助け合い、命をしのぐ、
(映画で描かれる暴力、理不尽が心に痛く、腹立たしい)
そして、一人は、生き延び、一人は死に。
映画の中で、死んだヨンエは、何かにつけ、チョブンのもとを訪れる。
二人は、悲しいにつけ、嬉しいにつけ、共に生きる。
老女になったチョブンは、ある日、社会の底辺で孤立して生きる少女と出会う。
『お前が悪いのではない、あいつらが悪いのだから・・・・・』
10代のチョブンが、ヨンエを命懸けで護ったように、少女を護る。
そして少女に自分のストーリー話す。
胸の中に秘めていた過去を・・・
年代をこめて2人の女性の共感、友情・・・
あまりにも多くのことがこの映画の中にはある。
だからなんて書いていいのかわからない、
耐えることが必要な時もある。
闘うこと、抗うことが、尊厳を守り、生きることであることもある。
そして歴史を作ることでもある。
そんなこともこの映画で感じた。
そして何よりも人間の尊厳をこの映画から感じた。
Amazonプライムでも見れる。
ぜひ多くの人に見てもらいたい。
8月16日 お盆の送り火の日ですね。
良い1日をお過ごしください。
セレブレーションーつながり表現する1日ー
期間限定(8/23,24,25)インナーワーク+アクアフローティング IN BEACH
9/6〜12瞑想リトリート〜『海に還る』〜アクアフローティング@江田島オハナヴィレッジ