前回のブログで、クラニオワークの父、サザーランドについて書きました。今回は追加の記事です。サザーランドドのクラニオワークは、大きく二つの時期に分けて考えることができます。
1、前期(〜1945年)第一次呼吸メカニズムー身体組織のシズテムの中での解明ーバイオメカニック的な理解
2、後期(1945〜1954)いのちの息吹ー人智を超えた大きな生命力、宇宙的な神秘が人間の心身を司っていることの探求ーバイオダイナミクス的理解
後期の時代に、出てくる2つの言葉が、私自身クラニオワークを理解するの助けになりました。プラクティショナーの方がより興味を持つ内容かもしれません。関心のある方読んでみてください。Transmutation(トランスミューテーション)とTide(タイド、潮流)という言葉を紹介します。
Transmutation(トランスミューテーション 変性転換)
いのちの息吹(Breath of life) という言葉と同じ時期に、トランスミューテーション(Transmutation)という言葉がサザーランドの世界に、登場します。
錬金術で使われた言葉です。
何か怪しいですね。
そしてとても意味深い言葉だと思います。
transは、超えることを意味します。mutationは、変化することを意味します。
Transformation(トランスフォーメーション=変容)は、芋虫から蝶への変容のように、形状の変化を意味します。Transmutationは、本質が変化することを意味します。
宇宙的、神秘的な力である『いのちの息吹』が、第一次呼吸を通して、脳脊髄液に伝わり、私たちの身体に宇宙の叡智を降ろす、そのプロセスをtransmutationという言葉でサザーランドは表しました。
それは、私たちの心身の浄化、純化であり、神(宇宙)の意志の受肉のプロセスとしてサザーランドは描いていたのではないでしょうか?(あまり宗教的な表現をしたくないのですが、こんな言葉使いがピッタリくるように思います。)
Transmutation を通して、宇宙の知恵が私たちの身体に降りて、私たちの本来の姿が目覚めます。ヒーリング、心身の再組織化、そして宇宙の秩序との一体化、統合が起こります。
Transmutation という言葉は、トレーニングの中で、長年使れていた言葉です。
私は最近、やっとこの言葉に気づき、自分自身がしているクラニオバイオのセッションの意味を再認識しました。身が引き締まる思いがします。
私の勉強しているスクールのトレーニングでは、変性転換と訳しています。

Tide(タイド、潮流)
同じくサザーランドは、この時期、Tideという言葉を使います。
Tideは海の波、波動を意味します。
第一次呼吸のことを指しています。
タイドという言葉には、ロングタイド、ミッドタイド、CRIも含まれています。
サザーランドはこの時期、カリフォルニアの海の近くに住んでいました。
海の波、満ちてまた引いていく波の流れを感じて、私たちの身体で、脳脊髄液の流れを海の波のように感じたのではないでしょうか?
私たちの身体で起こっていることを宇宙、大自然の摂理の一環としてよりとらえているように思います。
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