(写真はイメージです。)

 

先日、僕がマヤさんにしたクラニオセッションの関して、マヤさんの体験談をブログ記事に載せました。

 

本人の言葉では、

『新大阪で新幹線に乗るために急いでいて人の足につまずいて、前のめりに宙に浮く感じがしたと思ったら通路の床に落ちた。

「うっ」という自分の声?音?を聞いた。

身体の前面を強打、

鞄の中身が飛び散る、

高衝撃である。

助けようとする人たちが集まってきたが、可能な限りゆっくりと起き上がり、エスカレータに乗って新幹線に乗る。

打撲による両膝の痛みはあるが他は特に問題は無い。

いや、階段を下りる時、昇るときは手すりを欲した。

内側が揺れていたのだろう。』

 

大阪から名古屋に移動、そして老人ホームにいるお母さんと面会。

 

その後スタジオウーヌスに来てくれました。

 

クラニオのセッションがスタートします。

 

最初に両足に触れます。

30分以上続いたと思います。

しばらくの間、マヤさんの身体からの反応をあまり感じませんでした。

 

『あれ?』と思いつつ、

『大丈夫だからね』と、自分の内側で、マヤさんの身体に声かけをしていました。

 

身体が、安全と感じていない、

外界に対して警戒している、

そんな印象です。

 

身体が、大転倒のショックの中にいるようです。

 

ポリヴェーガル理論から考えてみると、

駅で転倒して、身体が床に打ちつけられ、身体的な痛み、恐怖、不安、

そして駅の雑踏の中での人々の視線の中での困惑、羞恥、あるいは、急ぎの旅のスケジュールの中での自己コントロール・・・・

さまざまな要因の中で、起こっている感情、身体的な痛み、エネルギーを 身体の中に封じ込めて、起こっていることをあまり感じずに、事態に対応したのだと思います。

交感神経の興奮を背側迷走神経のシャットダウンに自律神経が移行した状態です。

それ自体、人間の身体の生きる知恵です。

と同時に、身体に過大なエネルギーを蓄積、負荷させます。

その蓄積されたエネルギーが心身の不調等につながる可能性もあります。

 

僕が、マヤさんの足に触れて、『あれ?』と感じた反応のなさは、蓄積されたショックのエネルギーの自己防衛のように見えてきます。

 

しばらく、多分10分以上経ってから、小さな震えが起こり出します。

 

(身体が安心・安全と感じるのに、安全と感じられるエネルギーフィールドとしばらくの時間が必要です。)

小さな震えが広がり、液の身体(物理的な身体より緩やかで広い液状の身体)が現れ、全身が統合されて行きました。

 

 

次に後頭部に触れます。

触れてすぐ、大きく頭の中が動きます。

右に、左に、転倒のショックが大脳鎌(左脳と右脳を分ける硬膜)に蓄積されていて、左右に大きく動きながらリリースしているように感じました。

その動きの後、物理的な動きを僕の知覚にはほとんど感じられない時間がありました。

 

サイレンス・・・・

 

このセッションが全体にとてもサイレンスなセッションでした。

その静けさがより深くなった時間です。

 

しばらくして、数分でしょうか?

また動きを感じだし、第一次呼吸(宇宙エネルギーの呼吸)の大きく広がり、また戻ってくる動きが起こってきました。

 

最後に仙骨に触れ、セッションの統合が起こり、セッション終了です。

 

サイレンスをとても意識するセッションでした。

サイレンスの中で、身体が滋養を受け、ヒーリングが起こります。

 

サイレンスは宇宙の中心で、私たちの生きる力、エネルギーが湧いてくるところ、そんなことを改めて意識するセッションでした。

 

マヤさん、そして読んでくれているあなた、ありがとうございます。

 

関連ブログ

クラニオセッションの体験談〜大転倒後のクラニオセッション

 

マヤさんのHP

 

クラニオセイクラル・バイオダイナミクスセッション

youtube動画(クラニオバイオ)

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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