昨日に続いて、SEトレーニングの話です。
昨日のブログで、管理戦略(Management Strategy) について書きました。
実は、このテーマのデモセッションを受けました。
デモセッションというのは、参加者をモデルにして講師が行うセッションです。
説明の中で、管理戦略の一つの例として『ショック』という言葉があり、すかさず、手を挙げデモセッションのモデルに申し込みました。
他に希望者はなく、セッションのモデルに選ばれました・・・・ラッキー!!
このトレーニングは大人数で、参加者、アシスタント等を含めると総勢80名にも及びます。
80名の前でセッションを受けることになります。
緊張します。
セッションのプロセスを概略します。
B(バーンズさん)『最近、ショックを経験したことはありますか?』
G(ギリ)『はい、』
B,『それを思い出すと何が起こりますか?』
G,『身体、胸が緊張します。悲しみがそこにあります。』
B,「今、顎が硬くなっています。顎の緊張に気づいていますか?』
G,『いいえ』
B,『それに気づくと何が起こりますか?』
G『顎が緩み、身体中が寛ぎます・・・』
そんな感じでセッションが進みます。
そして、僕の顔に微笑みが起こり、先生のバーンズと目と目が会い、見つめ合います。
何分もの間、10分以上だったかもしれません・・・
見つけ合う中で、寛ぎと静けさが深まります。
心地よいスペース・・・
マインドは、『何やってるの?』
『いつまで見つめ合ってるの?』
『こんなセッションあり?』
とか言ってますが、エネルギーレベルで物事が進みます。
・・・サイレンス・・・
3回、このセッションの中で、仲間を見渡すように言われました。
最初は、セッションの初めに、
みんなに注視されていて、そのエネルギーを全て受け取ることができませんでした。
2回目は、セッションの途中に、
ゆっくり仲間の顔を見れて、注目を集めているのを嬉しく感じました。
もう、受け取れない、too much そんな感じはありませんでした。
3回目は、セッションの最後に、
そこにあったのは、静寂、一人一人の顔はあるのですが、そこには人格はなく、僕自身も人格として存在していずに、一つの存在の中にいる、
バーンズさんに聴かれて、『パースン(人格を持った存在)がもういないように感じる』こんなふうに答えました。
意識の海に辿り着いた・・・そんなふうにも感じました。
セッション中は、何が起こったのかよくわからなかったのですが、ショックな出来事に関して顎を硬くして感じないようにする・・・という僕の管理戦略に秘められたエネルギーを意識化し、脱活性化したセッションだったのだと思います。
あのセッションで繋がった静けさを今も感じています。
初めて経験したセッションでした。
SE深いな〜
バーンズさん、仲間の皆さん、アシスタントやテレサさん、ありがとうございました。
PS.セッション後、参加者から『長い間見つめあって何をしていたのですか?』と聴かれたバーンズさん、
『彼を私の中に受け入れていました。』
そんなふうに答えていました。
僕としては、底なしのサイレンスの中に導かれた・・・そんなふうにも感じました。
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