( 母と子 by クリムト )

寄り添う、共にいる、癒しが起こる・・・・この様なことを

『協働調整』という言葉から考えたいと思います。

『 人を判断する時、

自分自身の身体に何かが起こっています。

緊張したり、緩んだり、気持ちが広がったり、

イラついたり・・・

人との関係の中で、

ただ、無意識に反応したり、ジャッジするのではなく、

自分自身に起こっている、

ニューロセプションに気づくことが、

大事な事だと思います。

気づきが起こると、自分の考え、思い込みに、

絡まっている緊張が緩みます。

そこから二人の神経系を含めたエネルギーフィールドが、

できてくるように思います。

 

気づきが起こると、自分の考え、思い込みに、

絡まっている緊張が緩みます。

そこから二人の神経系を含めたエネルギーフィールドが、

できてくるように思います。』

 

 

前回のブログは、こんな言葉で終わっています。

ソマティックエクシペリエンシング(略してSE)

のトレーニングで、協働調整という言葉に出会います。

なるほどっ!!

この言葉深いな〜と思います。

それを今回は探っていきたいと思います。

 

子供が転んだり、痛い目に遭って、

『おかあさ〜ん』 、『ママ〜』と駆け寄って

優しく抱いてもらうと、すぐに笑顔が戻ってくる、

 

あるいは、辛いことがあって、心を許せる友達に

ただただ聞いてもらう、

辛さ、痛みをわかってもらう、

そうすると心が緩み、安心できる。

こんなことが協働調整だと思います。

 

話をしている時に、すぐにアドバイスがやってきたり、

『それゃダメでしょ〜』とか言われた時には、

決して、聞いてもらえた

とは思えません。

こんな時は協働調整は、起こりません。

 

ニューロセプションについて何度か書いてきました。

人間の行動、あり方はその人の神経のあり方により規定されます。

神経レベルでの共鳴、共感が起こるのが、

協働調整の中身の様に思います。

 

二人の神経系を含めたエネルギーフィールドができ、

お母さんや信頼する友人の神経系に、抱かれ、

子供や友人の神経系が癒やされるのだと思います。

 

セラピーやヒーリングで、本質的に起こることは、

神経レベルでの協働調整ですね。

 

さしみ組の仲間たち

ペットの猫や犬との間で起こることも同じです。

愛するワンちゃんや猫ちゃんは、最強のヒーラーです。

セックスも素晴らしい協働調整になり得ますね。

人間や生物の間の神経レベルの協働調整に関する学術的な

研究領域もあるのだと思います。

興味深いですね。

余裕がある時に、調べて見たいと思います。

 

PS.クリムトすごいね!!

 

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神経系が安らぐように心がけてください。

ぎり