明けましておめでとうございます。

2024年もよろしくお願いします。

PERFECT DAYS という映画を観ました。

東京の公園のトイレ掃除の仕事をする平山を役所広司が演じます。

朝早くまだ暗いうちに平山は起きます。

部屋の中で育てる草木に水をやり、缶コーヒーを飲み、掃除道具の詰まったミニバンで仕事に向かう。

トイレ掃除、神社のベンチでのランチ、

ちゃらんぽらんな若い同僚とのやりとり、

いつもの食堂、銭湯

顔見知りとの微笑みの挨拶、

繰り返される日常

ありふれた光景

 

こんな日々がとても清々しく、美しい、

ありふれた光景、

実は刻々と移り変わっていく

常に変化する光と影

繰り返される日常描写に見入ってしまう。

 

平山は全てを淡々と行い、愛している。

同じことをしていながら、同じではない。

 

そこに、いのちへの敬意があり、愛があり、静寂がある。

 

 

慈しみ

生きることとは、こんなに尊いこと、

私たちが、効率や計算、お金や地位や名誉、打算の中に忘れてきた

いのちの原型、

いのちそのものをこの映画は映してくれる。

平山の生きるいのちそのものが、僕のいのちに染み込んでくる。

今年は、こんな生き方を心がけたい。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

PERFECT DAY

12/15からスタート,毎年恒例スタジオウーヌスから感謝をこめて

 

愛と感謝を込めて

ぎり